【 485系(改)『 K-30編成:リゾートエクスプレスゆう 』】

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中央東線 485系  k-30①.JPG
【 485系(改)『 K-30編成:リゾートエクスプレスゆう 』6両( JR東日本:中央東線 高尾~松本間 ) 】
JR東日本:茨城県水戸支社(勝田車両センター)が保持し、運行していたお座敷電車485系改造『 リゾートエクスプレスゆう 』です。1991年の新製時は、651系の車体をベースに、欧風インテリアの車両座席のある観光列車ジョイフルトレインとしてデビューしましたが、1998年には、車内をお座敷列車へと改装しました。この車両は、国鉄魔改造思考の強い形式であり、車体新造以外は、九州地区からの481系(初期ボンネット型)や、長野:信越本線からの189系、松本:中央東線からの183系、盛岡:東北本線からの485系の全国特急廃車部品を流用しており、コストダウン戦略を図った車両でした。この車両の特徴は、常磐線特急651系『 スーパーひたち 』の車体をベースにしていることから、車体形状が、他支社のお座敷列車と違う形をしていること。特にバブル時代から設計されていたこともあり、4号車は、2階建て車両で、1階にはディスコが踊れるステージ、サービスカウンター、AVコントロール(ネオン管・ミラーボール等)が設置され「走るディスコ車」とも呼ばれていました。 お座敷列車に改造はされたものの、4号車だけは、未改造であったため、1985年~1990年代のバブル時代好景気の時代を封じ込めたような豪華で派手で異様な車内は、多くの鉄道ファンに人気でした。
上記写真は、中央東線内、山間の駅カーブを走行する姿を捉えました。当日は、宮城県仙台からの団体客を乗せた列車運用に就いており、東北本線から首都圏、山梨県へと何時間も何百キロも走行し、中央東線内に入線していました。中央東線内には、春~秋にかけ、団体列車やお座敷イベント列車で入線します。しかし、入線回数が1年間で数回とかなり少ない為、入線時には、多くの鉄道ファンが駆け付けていました。
バブル絶頂期に設計され、バブル崩壊直前の1990~1991年に改造され、ド派手なバブルコンセプトのもとで誕生した同編成は、いったい何名の団体客を喜ばすことが出来たのでしょうか? この車両の中で(ディスコ)を踊ってお金をばら撒いて、楽しんだバブル崩壊後のお客様はいったい何名いたのでしょうか? 碓氷峠を越え、別荘がある軽井沢へ旅行しに行く金持ちさんは、どのくらいの頻度で同編成を使用されていたのでしょうか? 詳しく統計を取ってみたいですね^^)) 少なくとも1991年頃にはバブルもはじけてしまい、株価大暴落、不景気まっしぐらで、団体客が激減し、それどころじゃなかったのでしょうけど....そんな不運な時代に生まれてきてしまった数多くのジョイフルトレインの中の1編成でした。

【 485系 】

1950年以降、国鉄は地方非電化ローカル線区の交流20.000V電化を推進。各地で既存の直流1.500V電化路線との接続点が問題化し、異電源方式区間への直通運転が出来る車両を開発したのが始まりです。480番台形式が「481・483・485・489」命名されました。1964年に関西・北陸・九州用に直流1.500Vと交流20.000V区間が走れる西日本60 Hz周波数帯対応の「481系」特急電車。翌1965年に関東・東北用に直流1.500Vと交流20.000V区間が走れる50 Hz周波数帯対応の「483系」特急電車が製造されました。また1968年からは、直流1500V区間と交流の周波数帯50Hz・60 Hz全国電化区間(3電源)走行可能な「485系」万能特急電車が製造され、四国を除く北海道・本州・九州地区で幅広く活躍しました。※489系は485系の信越本線碓氷峠対応車です。

【 485系『 k-30編成 』】

①【(クロ484-2) 元サロ183-1008】  ②【(モロ484-3) 元サロ189-8】
 ③【(モロ485-1) 元サロ189-6】    ④【(サロ485-1) 元サロ481-1002】
  ⑤【(モロ484-2) 元サロ189-7】      ⑥【(クモロ485-2) 元サロ189-5 】【6両構成】

1991年に水戸支社:欧風インテリアの車両座席のある観光列車ジョイフルトレインとしてデビューしました。勝田電車区所属となり、編成番号は『 K30:リゾートエクスプレスゆう 』と名付けられました。車体は、東急車輛製造で651系をベースにした裾絞りタイプの新造普通鋼製タイプを採用。異電化区間も走れる三電源対応車であり、JR東日本管内の電化区間を走行することが出来ます。また非電化路線走行専用対策の電源車である、「ゆうマニ」ディーゼル発電電源車を水戸に常駐させており、非電化路線(水郡線等)へも頻繁に入線が可能となってました。中央東線入線対策は、狭小トンネルが存在するため、交直流低屋根化を図り、信越本線入線対策では、EF63形電気機関車と強調運転が出来る用、碓氷峠通過装備を搭載しておりました。車内は、お座敷電車「華」「せせらぎ」などが、天井が高く、掘りごたつ式なのに対し、「ゆう」は車体の低さから、フラットな床になっておりました。車端部には、カラオケ装置「DAM」・電気ポット・ドリンクストッカー・クローゼットバー・下駄箱が備えてあり、豪華な設備が揃っておりました。特に特徴であった4号車は、バブル時代を匂わせるステージ、サービスカウンター、AVコントロール(ネオン管・鏡反射屋根・ミラーボール・音響スピーカー・投影装置・床下は千鳥格子白黒のペイントが施行)が設置され「走るディスコ車両!・歌って、踊って楽しめる車両!」とも呼ばれておりました。

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