



【 443系 『 近キト D1編成 :事業用交流直流両用電車 』2両( JR西日本:湖西線・北陸本線 京都~福井間 ) 】
JR西日本:大阪府 吹田総合車両所 京都支所(旧:向日町運転所)が保持し、検測運行しているクモヤ443系『 事業用交流直流両用電車 』検測車です。鉄道マニアの間では、通称「 クモヤ443!」 そのままの名前で呼ばれております。
クモヤ443系は、1975年6月~7月にかけ、旧型検測車両の置換えの為、電気検測用の事業用交流直流両用電車として、国鉄時代に2編成4両が、近畿車輛で製造されました。 主に、全国電化区間内にある架線(クモヤ443:架線検測)と、信号機(クモヤ442:信号検測)の検測を日々行っております。
1987年4月1日の国鉄分割民営化の際、2編成あった検測車は、JR東日本とJR西日本にそれぞれ継承されました。
JR東日本:第1編成(クモヤ443-1+クモヤ442-1)落成以来、勝田電車区(現:勝田車両センター)に配置されておりましたが、2003年にE491系East i-E新型検測車に置換えられ廃車。
JR西日本:第2編成(クモヤ443-2+クモヤ442-2)落成以来、向日町運転所(現:京都支所)に配置されておりますが、2006年に、次世代キヤ141系ドクターWEST新型事業用気動車がデビューしたものの、引き続きキヤ141系と混じって活躍しております。
現在、生き残っている第2編成の検測範囲は、JR西日本管内の各電化路線以外に、JR四国・JR九州・私鉄線(肥薩おれんじ鉄道線・IRいしかわ鉄道線・あいの風とやま鉄道線・えちごトキめき鉄道・日本海ひすいライン・京都丹後鉄道宮福線)となっております。
2020年12月には、京都鉄道博物館で展示された事で、多くの鉄道ファンに人気がでました。
上記写真は、2016年5月に検査出場した、クモヤ443系:第2編成のピカピカな姿を撮影しに、関西へ出張した1枚です^^))
JR東日本:勝田電車区所属の第1編成は、新型のE491系 East i-E(イースト アイ新型検測車)がデビューした事で、遠い昔の2003年8月に廃車になってしまいましたが、JR西日本には、兄弟車である第2編成が、現役で走っており、出張撮影時には、デジャブを見ているような不思議な感覚に陥りました.... @_@));;;
かつてクモヤ443系は、1975年~2003年前まで、首都圏内や中央東線内でも活躍しており、とても身近な検測車でもありました^^)) そして、JR西日本に継承された第2編成は、西日本地区を中心に検測する為、東日本側に来ることはほとんどありませんでしたが、何故か撮影当日、第2編成の車両側面に記された車両ナンバーの横には、かつての碓氷峠(横川~軽井沢間)対応を示す(●)印が、検査出場後も付いており、未だ碓氷峠対応車両として健在している事に、とても驚きました "0")) きっとこの車両は、令和の時代に、信越本線:碓氷峠を越えれる装備を昭和時代から持ち続けているJR西日本管内唯一の車両なのでしょう^0^))
そして第2編成の先頭車のお顔は、国鉄型特急485系300番台車と同じものが付いており、事実上489系・183系・189系とも同じ顔と言えるのです^0^))
国鉄型183系・189系・485系・489系は既に消滅しており、これらの形式と同じ特急顔をくっ付けて走っている車両は、全国でJR西日本:クモヤ443系第2編成しか存在していないのです^^));;
簡単にご説明しますと、189系・485系の最後の生き残り!^^))みたいな感じです^^));;
何だか信越本線を検測していた旧あさま編成の仲間の生き残りのようなそんな気がしてしまいました^^));;
※ 381系・581系・583系・キヤ191系は、顔の輪郭が微妙に違います。
クモヤ443系を良く調べてみると、面白い事実が分かります "0")) まず先頭車のお顔は、国鉄型特急189系や485系で、車体は急行型の475系 "0"));; 台車は、183系・189系向け設計の物を履き、モーターは117系・185系と同じ物を搭載している、国鉄型要素がいっぱい詰まった昭和時代を代表するへんてこりんな車両なのです^^));;
何だか、国鉄型(特急・急行型・快速型)の技術を結集して令和時代に存在しているような、そんな古めかしい機械チックでマニアックな車両である為、私にとってはとても魅力的で、興味深い車両でもあります^^))
しかも検測車なのに、モーター出力が大きい為、加速力も速く、160 km/hも出せるような凄いヤツで、逃げ足も速い...^^));; あっという間に出発!カッコ良く私の視界から消え去りました~~));;
JR東日本では、もう見る事が出来なくなってしまいましたが、JR西日本・四国・九州管内・私鉄線管内で、今後も元気に活躍していって欲しいですね^0^))
中央東線内検測時代の記憶を思い出させてくれた、素晴らしい兄弟車両に出会う事が出来ました^^))
クモヤ443系は、1975年6月~7月にかけ、旧型検測車両の置換えの為、電気検測用の事業用交流直流両用電車として、国鉄時代に2編成4両が、近畿車輛で製造されました。 主に、全国電化区間内にある架線(クモヤ443:架線検測)と、信号機(クモヤ442:信号検測)の検測を日々行っております。
1987年4月1日の国鉄分割民営化の際、2編成あった検測車は、JR東日本とJR西日本にそれぞれ継承されました。
JR東日本:第1編成(クモヤ443-1+クモヤ442-1)落成以来、勝田電車区(現:勝田車両センター)に配置されておりましたが、2003年にE491系East i-E新型検測車に置換えられ廃車。
JR西日本:第2編成(クモヤ443-2+クモヤ442-2)落成以来、向日町運転所(現:京都支所)に配置されておりますが、2006年に、次世代キヤ141系ドクターWEST新型事業用気動車がデビューしたものの、引き続きキヤ141系と混じって活躍しております。
現在、生き残っている第2編成の検測範囲は、JR西日本管内の各電化路線以外に、JR四国・JR九州・私鉄線(肥薩おれんじ鉄道線・IRいしかわ鉄道線・あいの風とやま鉄道線・えちごトキめき鉄道・日本海ひすいライン・京都丹後鉄道宮福線)となっております。
2020年12月には、京都鉄道博物館で展示された事で、多くの鉄道ファンに人気がでました。
上記写真は、2016年5月に検査出場した、クモヤ443系:第2編成のピカピカな姿を撮影しに、関西へ出張した1枚です^^))
JR東日本:勝田電車区所属の第1編成は、新型のE491系 East i-E(イースト アイ新型検測車)がデビューした事で、遠い昔の2003年8月に廃車になってしまいましたが、JR西日本には、兄弟車である第2編成が、現役で走っており、出張撮影時には、デジャブを見ているような不思議な感覚に陥りました.... @_@));;;
かつてクモヤ443系は、1975年~2003年前まで、首都圏内や中央東線内でも活躍しており、とても身近な検測車でもありました^^)) そして、JR西日本に継承された第2編成は、西日本地区を中心に検測する為、東日本側に来ることはほとんどありませんでしたが、何故か撮影当日、第2編成の車両側面に記された車両ナンバーの横には、かつての碓氷峠(横川~軽井沢間)対応を示す(●)印が、検査出場後も付いており、未だ碓氷峠対応車両として健在している事に、とても驚きました "0")) きっとこの車両は、令和の時代に、信越本線:碓氷峠を越えれる装備を昭和時代から持ち続けているJR西日本管内唯一の車両なのでしょう^0^))
そして第2編成の先頭車のお顔は、国鉄型特急485系300番台車と同じものが付いており、事実上489系・183系・189系とも同じ顔と言えるのです^0^))
国鉄型183系・189系・485系・489系は既に消滅しており、これらの形式と同じ特急顔をくっ付けて走っている車両は、全国でJR西日本:クモヤ443系第2編成しか存在していないのです^^));;
簡単にご説明しますと、189系・485系の最後の生き残り!^^))みたいな感じです^^));;
何だか信越本線を検測していた旧あさま編成の仲間の生き残りのようなそんな気がしてしまいました^^));;
※ 381系・581系・583系・キヤ191系は、顔の輪郭が微妙に違います。
クモヤ443系を良く調べてみると、面白い事実が分かります "0")) まず先頭車のお顔は、国鉄型特急189系や485系で、車体は急行型の475系 "0"));; 台車は、183系・189系向け設計の物を履き、モーターは117系・185系と同じ物を搭載している、国鉄型要素がいっぱい詰まった昭和時代を代表するへんてこりんな車両なのです^^));;
何だか、国鉄型(特急・急行型・快速型)の技術を結集して令和時代に存在しているような、そんな古めかしい機械チックでマニアックな車両である為、私にとってはとても魅力的で、興味深い車両でもあります^^))
しかも検測車なのに、モーター出力が大きい為、加速力も速く、160 km/hも出せるような凄いヤツで、逃げ足も速い...^^));; あっという間に出発!カッコ良く私の視界から消え去りました~~));;
JR東日本では、もう見る事が出来なくなってしまいましたが、JR西日本・四国・九州管内・私鉄線管内で、今後も元気に活躍していって欲しいですね^0^))
中央東線内検測時代の記憶を思い出させてくれた、素晴らしい兄弟車両に出会う事が出来ました^^))







クモヤ443系電車は、全国電化区間の架線・信号の検測の精度向上と、作業の省力化を図るため、1975年(6月~7月)に、近畿車輛で2両 × 2編成製造された検測車です。 架線検測を行う為、直流・交流(50・60Hz両用)の3電源対応交直流電車として設計されました。
運転席は、運転手の操作性、視認性や安全性を考慮して、国鉄型特急485系300番台車の前頭部・走行機器と、国鉄型475系急行形電車の車体に組合わせた形態で製造されました。様々な運用をこなす必要から、両端には双頭連結器が備えられております。
信越本線:碓氷峠区間(横川~軽井沢間)の検測も出来る用、EF63電気機関車と連結出来る用改造されております。
設計最高速度は160 km/hと速く 、保安装置は、第2編成(クモヤ443-2+クモヤ442-2)で、ATS-P・ATS-SWが付いております。
台車は、「 DT32I 」を搭載:183系1000番台(耐寒耐雪バージョン)や189系向けに設計された台車を採用。
主電動機は、「 MT54D 」を搭載:117系や185系と同じモーターを採用。
建築限界の小さい中央東線や身延線にも入線出来る用、パンタグラフ台座部分の低屋根化が図られております。
車体の塗装は、交直流電車の標準色(赤13号とクリーム4号)の塗り分けとなっており、先頭車前面には、警戒色(クリーム色)が配されてます。
1975年07月:近畿車両で製造。第1編成:勝田電車区。第2編成:向日町運転所へ配置。
1987年04月:\\\\\\\\\\(JNR)\\\\\\\\\\ 【 国鉄分割民営化 】//////////(JR)//////////
1987年04月:国鉄からJRへ(東日本:第1編成・西日本:第2編成)継承。
2003年08月:第1編成:勝田電車区で廃車。
2009年01月:第2編成:吹田工場検査出場。
2016年05月:第2編成:吹田総合車両所検査出場(機器更新・編成番号「D1」付与)
2019年10月:第2編成:吹田総合車両所検査出場(検測用集電装置除去・台車グレー塗装)
2020年12月:第2編成:「京都鉄道博物館」「車両のしくみ/車両工場」エリアで展示。
2021年01月:第2編成:JR西日本・JR九州・JR四国・私鉄線内で活躍中。
※ JR東日本:第1編成(クモヤ443-1+クモヤ442-1)は、 信越本線:碓氷峠区間(横川~軽井沢間)の検測もしておりました。


※ ブログ掲載時の写真画質は、容量の関係で低下させてます。
※ 撮影地場所のご質問等にはお答え出来ません。予めご了承ください。
※ 写真の許可なく無断転載は、お断りいたします。
※ 撮影地場所のご質問等にはお答え出来ません。予めご了承ください。
※ 写真の許可なく無断転載は、お断りいたします。
この記事へのコメント
おぎひま
普通の旅客車両で検測も出来ちゃうと、
こういう車両は無くなっちゃうんですよね。
それはそれで寂しいですね。。
総武線でも、たまぁに赤いヤツを見かけると、
ラッキー! とか思っちゃうますもの。
Shadom
こんにちわ^^)) いつもご訪問有難うございます^^))
仰る通りで、検測車は鉄道ファンや子供たちの人気の車両だけに無くなるのは、とても残念ですね~~))
しかも、とうとう恐れていた機関車潰しが始まってしまいました~~));;
JR東日本から、手始めに機関車置き換え用の事業用車両2形式がデビューしてしまいました~~));;
https://www.tetsudo.com/news/2393/
機関車の次は、検測車等も排除していく方向となりそうで怖いです。ますます鉄道ファンがいなくなりそうです~~));;